便秘になると、腸内の便などが体内を巡り、汗や皮脂と一緒に臭いが排出されることがあります。
これを便秘臭というのですが、他の体臭と同じく、誰にでも生じうる物です。
これを抑制するには、便秘そのものの改善が欠かせません。
それには、食物繊維や善玉菌の摂取が効果を発揮します。
次に、生活習慣が引き起こす体臭について。
食生活などの生活習慣を見直すことは、生活習慣病だけでなく、体臭の予防にもつながります。
特に、動物性タンパク質は皮脂の分泌を増加させるうえ、腸内で発酵するので、体臭を強める働きがあります。
また、揚げ物なども体の中で活性酸素を作り出し、加齢臭をより強くさせるという働きがあります。
これらが原因の体臭については、肉類や油物中心の食生活から、野菜など抗酸化作用を持った成分や食物繊維を多く摂取する食生活に変えるのが効果的です。
そして、病気が原因の体臭について。
病気によっても、体臭が発生することがあります。
これまで説明してきた体臭の原因に心当たりがないときは、何らかの病気が原因であるかもしれません。
そのような場合は、まず病院に行き、医師の判断を仰いで、必要に応じて治療などの措置をとるようにしましょう。